ミニマリストが実践しているキッチン収納術を紹介!!-収納上手はみんなやっている-
今回のテーマは「キッチン収納」です。
皆さんのキッチンは整ってますか?キッチンって結構物が多くなるんですよね?
調味料にキッチン家電、食器、食材、キッチンツールなど様々なものを収納します。
今回は、断捨離も兼ねたミニマリスト流のキッチン収納をご紹介できればと思います。
キッチンに物が増える理由
キッチンって何かと物が多いですよね?私も必要な物だけを置いているつもりでも何故か物が多くてごちゃごちゃしているなぁって思ってたんです。
なぜキッチンは物が多いのでしょう?ちょっと考えてみました!
では、1つずつ解説してみましょう。
使っていない物が多い
キッチンにある物全てを使いこなせていますか?
調味料、調理器具、食器、食材などしばらく使っていない物も多いのでは無いでしょうか?もちろん調理内容により使う物は変わります。全ての物を毎日使うのは無理です。
しかし、何ヶ月も使わず「ホコリと油を被っている」物もあるでしょう。新しいレシピを作るから持っていない調味料を買い足し、持っていない調理器具、調理家電を買い足す。結局使ったのはその時の1回だけ。
ということではどんどん物が増えキッチンが物で溢れるでしょう。
かさばるものが多い
キッチンにある物ってもれなくかさばりますよね?フライパン、鍋、キッチンツール、洗剤系、調理家電・・・など。
大きくてかさばるものが多い上にキッチンってスペースが狭いんです。キッチンを広く作っている家はいいでしょうが賃貸などの家は結構狭い印象です。
更に調理内容ごとに使う物が変わるので物はどんどん増えますね。これではすぐに置き場がなくなり困ります。
必要だと思い込んでいる物がある
キッチンに物を置くときに「キッチンにこれは当たり前にある物」という思い込みをしていませんか?
例えば、三角コーナーや水切りトレー、季節ごとの食器など、あって当たり前という考えは危険です。キッチンとライフスタイルに合わせた物選びをしていかないとキッチンを圧迫して料理のモチベーションが上がらなくなってしまいます。
新しい物をどんどん追加している
キッチンに物が多いにも関わらず新たな調理器具、調味料を考えもなしに買っていませんか?必要だから買う。これはわかります。無いと料理ができないものは必要でしょう。しかし、すでに物が多いのに、あったほうが便利!あったらいいな!という気持ちで買い続けるともちろん物で溢れて置き場がなくなってしまいます。
キッチンは家の中でも物が増えやすい場所です。更に必要な物も多い場所でもあります。そのため必要か不要かの判断が非常に難しく、物が増え続けていくのです。
その結果、コレクションのようにコンロを囲んだ調味料!取り出したら戻せないフライパン!というキッチンが出来上がってしまうのです。
キッチンをスッキリさせるミニマリスト流収納術
ここからは本題でもあるミニマリスト流のキッチン収納術をご紹介していきます。
ミニマリスト流の収納術は「必要な物を必要な数量だけ必要な場所へ収納」これを活用してキッチンをスッキリさせていきましょう。
さて、順を追って解説していきます。
この手順はキッチンだけではなく家の至るところでも使えるように整理収納の基本をベースにしています。是非ともマスターして頂き他の場所の片付けにも生かしてください。
手順1:全部出しは整理収納の基本
まずは基本中の基本からです。キッチンに限らず片付けをする場合はまず物を全て出して並べましょう!そうすることで全数把握ができるのと奥の方に眠っていて存在すら忘れていた物を見つけることが出来ます。出してみればわかりますが、思ったより物が多いことに驚くと思います!
更にこの後の手順2でジャンル分けをするので全部出しておくとスムーズに進めることが可能になります。
注意点としては調理に関係する物なのと奥から引っ張り出すとゴミも出てきます。ですから全部出す際は下に何かを敷いてからその上に出していくといいでしょう。
時間や広さの関係で全部出しが出来ない方は場所ごとでも構いません。が、やればわかりますができるだけ全部出しをおすすめします。
手順2:ジャンル毎に分ける
手順1で全部出しをしたらまず明らかにゴミは捨てておきましょう。邪魔です。
その後、物をジャンル毎に分類していきます。「調理器具、家電、調味料、掃除道具、保存容器、食器類、食材、その他」などご家庭である物はまちまちですから好きなようにジャンル分けをしていきましょう。このジャンル分けをしっかりと行うことでこの後の収納がスムーズに進みます。
もし余裕があれば手順2と手順3を同時に行うのも時短になっていいです!
手順3:適量を超える物と不要な物は捨てる
手順2でジャンル毎に分けれたら、数量を適量にしていきましょう。
例えば、2人暮らしなのに以上にお皿や箸が多い、一人暮らしであまり自炊をしないのに調理器具は業者並みに持っている。適量の基準は住んでいる人数とライフスタイルや収納スペースに合わせて適量を決めてください。
食器や調理器具は特に使用頻度なども考慮してそもそも必要かどうかも考えましょう。
このときのポイントはジャンル分けをしながら、不要な物がないか確認しておきましょう。あれば捨てていいと思います。例えば、買ったけど1回しか使っていない、使いこなせなかった、もう使わない、手入れが大変だから余り使いたくないなどの物は残しておいても今後使う可能性は少ないでしょう!
手順3の時点で不要な物を手放せればこの後の手順も物が少なくなって楽になります。
手順4:代替できるものがないか探す
手順3で数量が適量になり不要な物を手放し必要な物だけになれば、更に物を減らせないか考えてみます。
別のもので代用、兼用が出来ないか検討してみます。
例えば、水切りトレーではなくタオルにする→水切りトレーを置くスペースが節約できる。玉子焼き用のフライパンをやめて普通のフライパンだけにする→フライパン1つ分のスペースが節約になる。
などの物を減らしてスペースを広くするための代替え、兼用を考えてみましょう。
このときのポイントはあるのが当たり前という考えを捨てましょう。そうじゃないといいアイディアは生まれません。
手順5:使う場所に合わせて収納場所を決める
ここまでの手順で「必要な物が必要な数量」になりました。ここからは「必要な場所」へ収納をしていきます。
収納場所はどこで何を使うかを考えればある程度見えてきます。ここでも収納の基本ですが、使いやすい場所に収納が望ましいです!
例えば、シンクの下には掃除道具やゴミ袋など、コンロの下にはフライパンなどの調理器具を。というように分けていきます。家庭により収納の多さは違いますので完璧な収納が出来ないかもしれません。
大切なのは使う本人である自分が使いやすければOKです。場所を決めていくと手順7で収納をしていきますその時収納しながら場所を調整してもいいですね。ここでは大まかに決めておきましょう。
手順6:使用頻度を考える
キッチンには収納に入れてしまうものとキッチンの上に出したままの物があると思います。もちろんあまり多くキッチン上に並べると見栄えも悪くキッチンも狭くなりますのでよくありません。
しかしキッチン上に出したほうが使いやすいものや収納に入り切らない物もあるでしょう。その場合は使いやすさと使う頻度を考えて何をキッチンの上に置き、何を収納するのかを決めていきましょう。
我が家はまな板と包丁のみキッチン上に出してます。それ以外は全て収納して使うときに出す。という形にしています。
<h5手順7:収納は立体的に
ここでは最後の仕上げに収納してみましょう。収納方法は自由です。やりたいようにやっていただいて構いませんが、この収納が雑だと使うときに大変です。
ポイントは「自分の使いやすさ」「取り出しやすさ・戻しやすさ」「見やすさ・わかりやすさ」「見た目」を大切にしていきましょう。
駄目な例、お玉やしゃもじなどがぐちゃぐちゃ、縦置きのボトルなどが寝かせられている、よく使うものを取り出すのに色んな物を出さないと取れない
などです。
このような感じで収納してみてはいかがでしょう?もちろん正解なんてありませんから自分だけのオリジナルを見つけてみてください。
手順8:1つ入れたら1つ出す
最後は片付け後の日常でのポイントです。せっかく綺麗に整えたのにすぐに元通りなんて嫌ですよね。
物が増えると散らかるので極力物を増やさないように意識しましょう。効果的なものは1つ入れたら1つ出すです。
例えば、フライパンを新しく買った場合は今まで使っていたフライパンは手放しましょう。手放さずに残していたらまたかさばって大変です。
全てにおいて実践は難しくても基本的に物は入れ替え制を意識していればあまり増えることは無くなるでしょう。
オリジナルの収納方法を考えれない場合はネットで色々な人が考えています。自宅のキッチンと相談してピッタリのものを探すのもありですね。
まとめ:キッチンができれば同じ方法でどこでもできる
今回はキッチンに特化した片付け術をご紹介いたしました。
キッチンは非常に断捨離が難しい場所でもあります。しかし物が多い場所でもありますので上手く片付けができればとても生活しやすい空間となるでしょう。
この方法はキッチン以外でも応用ができますのでキッチンが出来た人は他の場所も試してみてください。キッチンに比べたら簡単なはず!!